こんにちは!
春ですねぇ…。
我が家の近所の桜も花盛り。うぐいすの声も聞こえてきましたよ。
ホーホケキョ。
さて、春になり、うれしい出来事と言えば、実家の庭の芝桜たちが元気に花を咲かせたこと…!
じゃじゃーん!
去年の秋の終わり頃に植えた芝桜なんですが、植えるまでが大変でした…。
私の実家の庭はまぁまぁの広さで、祖母はわりとまめに手入れをしていたのですが、私の両親はとにかくそういう“まめ”さを持ち合わせておらず…母がたまに草刈りをする程度で、基本的に庭のことは年に1回植木屋さんと下草刈りの業者さんにお任せという感じでした。
私もこれまでずっとバタバタな生活だったので、実家の庭にまで手が回らず…。
しかし、あまりにも雑草がすごいことになっているので、時間のできた去年の夏に思い立って連日5時起きして草刈りをしたのですが、放っておくと庭じゅう雑草が伸び放題!刈っても刈っても生えてくる!
せっかく5時起きして草刈りしても、すぐに元の木阿弥💧
こんなむなしい作業…毎年なんてやってられっか!
…というわけで、何かいい方法はないかとネットで調べていたら、グランドカバーなる植物があるとのこと。
グランドカバーを植えれば雑草刈りの手間が減るというので、早速挑戦してみることにしました。
グランドカバー…つまり、地面を覆うように生える植物については、ネットで検索するといろいろと出てきます。
グランドカバーに向く植物にはいろいろあるようなのですが、実家の庭には、母が数年前に3株だけ植えた芝桜があって、それが多少なりとも広がって繫殖していたので、これを生かすことにしました。
でもその前に、まずは今生えている雑草を根っこから抜かなきゃダメだ!ということで、一人孤独に雑草との戦いに挑みました~。
まずは草を刈って…その後、抜根。
↑ひとまず一角だけ抜根完了。きっと人力では完璧に抜根はできないですけどね…💦
↑2時間前後ひたすら掘り返して、これだけの根っこがとれます。
節のある笹の根っこやら、ヤブカラシの太~い根っこやらがたくさん!
さらに範囲を広げて抜根していき、さぁ、芝桜を植えるぞ!という段になって、母が「ここ、斜めになってるから土が落ちてくるのよねぇ。土留めにレンガなんか立てられたらいいんだけど…」と言い出したので、急きょコンクリート通路との境目に土留めのレンガを置いていくことに。
私はグランドカバーを植えたいと思っていただけなのに…。
余計な作業が増えてしまった…。
しかも、最初はレンガを縦に立てていこうと思っていたところ、母が「斜めに立てていった方が格好いいんじゃない??」と思い付きでものを言うので、一瞬カチン!ときましたが、ここはひとつ大人になって、斜めにしてあげましたよ…。
口だけ出して手伝わない母。
まぁ、抜根の重労働は年老いた母にやらせるわけにもいかないんですけどネ…。
そんなわけで多少のイライラと共に、抜根→レンガ立て…を繰り返し、徐々にレンガの距離を延ばしていきました。うーっ。地道!
ちなみにここで使ったレンガは「半ペンレンガ」という、普通のレンガの半分の厚みのもの。
レンガは重量があるからか、通販だと送料もかかって割高なので、ホームセンターを3軒くらいはしごして買い占めてきました。
斜めにレンガを置いていく…というのをやってみて分かったんですが、結構難しいんですよね。コンクリートの通路がカーブしているので、そのカーブに沿わせて置いていくのに結構手こずりました。また、レンガを土に埋めすぎてしまうと土留めの役割を果たさないし、かと言って上を出し過ぎてしまうと抜けやすくなるし…。
でも、特に測ったりなどはせず、ひたすら自らの感覚を頼りに(要は適当に!)立てていきました。なので、斜めだったはずのレンガがだんだん直立になってしまうという事態に…!こういう緻密さが要求される仕事…私、苦手なんです。何とかごまかしごまかし頑張りました。
さて、母が数年前に植えた芝桜が①の位置にあったのですが、植える前に雑草の抜根をしたようすもないし、植えたら植えっぱなしだし…で、雑草に埋もれていました。そんな状態で3株だけ植えてどうするつもりだったわけ??と母を問い正したい気持ちをぐっとこらえて、一度掘り起こして、抜根が済んだ②の位置に株分けして移植しました。
これで①のエリアの抜根に着手できます~。
こうして着々と抜根済みエリアを増やしていく私…。
改めてこうして書いてみると、やっぱり地道!
そんなこんなで、抜根&レンガ立ての作業を黙々と進めること約1週間。
1日当たり2~3時間の作業が限界。それ以上やると腰が…。
そしてそして、やっとこさ片側のレンガは完成しました~!
写真は、もうすでに芝桜が植わっていますが、楽天の Piccolo Fioreさんというお店で購入しました。値段がお手頃でした。
芝桜は、ホームセンターや町のお花屋さんでは春にならないと出回らないけれど、通販なら秋でも入手することができます。
しかも、秋植えの方が雑草の勢いが衰えるので、植え付けた後の雑草管理がしやすくなって楽だそうです。
定番の濃い桃色のダニエルクッション×40株、明るい桃色のオータムローズ×10株、白地にピンクのストライプのキャンディストライプ(多摩の流れ)×10株の合計60株を購入し(もちろん費用は実家持ち)、植え付けました。
↑植え付け前の苗たち。
頑張って、根付くんだよ~。
芝桜の植え付け方や育て方については、こちら↓のお店のページを参考にさせていただきました!図解も動画も分かりやすく、とっても参考になります~。購入していなくてすみません!
植え付け間隔は、あまり空き過ぎず、くっつき過ぎず…で一番コスパがいいとされている16株/㎡にしました。
おおよそ25㎝間隔。
↑こちらが、今回購入した芝桜を植えたエリア。
↑こちらはもともとあった芝桜を株分けして移植したエリア。
古株の芝桜は花があんまり咲いておらず寂しい感じですが、よーく見るとつぼみがちらほらあって、ちゃんと根付いているので大丈夫!
冬には、葉が黄色くなって枯れてしまうかも…また苗を買い直さないといけないかも??と思っていたので、元気に復活してくれて万々歳!
まだ株と株のすき間が空いているので、雑草取りは必須ですが、笹やヤブカラシの抜根に比べたら、手間も少なく朝飯前って感じです。
今はそんなに早起きしてませんけどね…。
花が終わったら刈り込みをして、多少の手間をかけてやれば、どんどん葉が広がって密集してくれるはず…。
ところで、冒頭の写真は母が「結構咲いてきたよ」とLINEしてきたものなんですが、私が「こんな風にちゃんと根付いて咲いてくれると一生懸命やった甲斐があったなーと思う」と返信したら、「ホント!」と返してきました。
っていうか、あなた何もしてないわよね?!
一生懸命やったのは私…。
まぁ、私の目指していたのは、草刈りの手間を減らすっていうことなので、いいんですけどね…。すき間の雑草取りはしてちょうだいね。
↓おまけの写真。
我が家の子どもたちに見せたら「何これ?いも??」と言ってました。
カタバミの根っこです。
ちょっと拡大して撮ってみました。
こんなものがたくさん土の中にありましたー。
一生懸命取り除いたけれど、もちろん土の中のもの全て取り切れているわけはなく…カタバミもあちこちに元気に成長中です。
これからの季節、雑草との戦いも本番ですね。
芝桜が埋もれないように、何とか頑張ります!
そして、芝桜エリア以外は、まだまだ雑草だらけの実家の庭。
気長に整備していこうと思っています。